秋の風物詩、紅葉を撮ってきました。
遠出はせず都内の某公園&曇り空での撮影と、特別感はあまりないのですが、逆に「いつでもどこでもきれいな紅葉は撮れる!」ということが再確認できました。
というわけで、今回の撮影にあたり意識したことや注意したことをもとに、「曇りの日の紅葉の撮り方」についてご紹介します!
関連記事:作例付きレビュー:ボケ感が美しすぎる「SEL50F18」の魅力
曇り空は無理して入れない選択
F3.2|1/80sec|-0.3|WB曇天
今回は曇り空だったので、全景ではなく、ピンポイント(葉っぱ)狙いで撮りました。
晴天であれば空の青と紅葉の赤を対比させたいところですが、あいにくこの日の空は薄い灰色。写真がボンヤリしてしまったので、あえて空は入れないことにしました。
空を入れることでバランスが悪くなったり、イメージと違ってしまう場合は、無理して入れる必要はないかなー、というのが個人的見解です。
空は好きなんですけど、今回撮りたかったのは紅葉ですし(`・ω・´)
思い切って葉っぱだけを切り取り、主役にしてあげるのもアリですよ。
しっとり感を出すなら露出はアンダーで
F2.2|1/125sec|-0.3|WB曇天
紅葉には少し大人びた雰囲気がありますよね。
その雰囲気を大切にするのであれば、露出はアンダー気味に設定するのがおすすめ。
しっとりした感じが出ますよ。
ホワイトバランスの微調整を活用する
F2.0|1/250sec|-0.3|WB曇天
ホワイトバランスは「曇天」に設定しています。天候のまんまです。
ただ、デフォルト設定のままだと、鮮やかさや紅葉感(?)がわりと出にくいかもしれません。
そんなときは、さらにホワイトバランスを微調整してあげることでイメージに近づけることができます。(今回はやや赤めに調整)
ホワイトバランスの微調整方法はカメラによって異なるので、マニュアルを確認してくださいね。
おわりに
今回は「曇りの日の紅葉の撮り方」という超ピンポイントなテーマでお届けしました。
・露出をアンダー目にして雰囲気を出す
・ホワイトバランスの微調整でイメージ通りの写真を撮る
紅葉撮りの参考になれば幸いです!
コメント