秋の風物詩、紅葉を撮ってきました。
遠出はせず都内の某公園&曇り空での撮影と、特別感はあまりないのですが、逆に「いつでもどこでもきれいな紅葉は撮れる!」ということが再確認できました。
というわけで、今回の撮影にあたり意識したことや注意したことをもとに、「曇りの日の紅葉の撮り方」についてご紹介します!
作例付きレビュー:ボケ感が美しすぎる「SEL50F18」の魅力
「超」がつくほど気に入っている「Sony E 50mm F1.8 OSS(SEL50F18)」は、私がはじめて購入した単焦点レンズです。 単焦点レンズというのは、焦点距離がひとつしかない…
目次
曇り空は無理して入れない選択
今回は曇り空だったので、全景ではなく、ピンポイント(葉っぱ)狙いで撮りました。
晴天であれば空の青と紅葉の赤を対比させるのもよいのですが、あいにくこの日の空は薄い灰色。
空を入れたら写真がボンヤリしてしまったので、あえて空は入れないことにしました。
空を入れることでバランスが悪くなったり、イメージと違ってしまう場合は、無理して入れる必要はないかなー、と思います。空は好きなんですけど、今回撮りたかったのは紅葉ですし(`・ω・´)
しっとり感を出すなら露出はアンダーで
紅葉には少し大人びた雰囲気がありますよね。
その雰囲気を大切にするのであれば、露出はアンダー気味に設定するのがおすすめです。しっとりした感じが出ます。
ホワイトバランスの微調整を活用する
今回、ホワイトバランスは「曇天」に設定しています。天候のまんまです。
ただ、デフォルト設定のままだと、鮮やかさや紅葉感(?)がわりと出にくいかもしれません。
そんなときは、さらにホワイトバランスを微調整してあげることでイメージに近づけることができます。(今回はやや赤めに調整)
ホワイトバランスの微調整方法はカメラによって異なるので、マニュアルを確認してくださいね。
おわりに
今回は「曇りの日の紅葉の撮り方」という超ピンポイントなテーマでお届けしました。
- 紅葉の葉っぱを主役にして切り取る(空を含めた全景にしない)
- 露出をアンダー目にして雰囲気を出す
- ホワイトバランスの微調整でイメージ通りの写真を撮る
紅葉撮りの参考になれば幸いです!
撮影会に学ぶ中目黒の桜の撮り方(2019年)
写真は2019年に撮影したものです。おでかけの際は、最新の開花状況をチェックされることをおすすめします。 中目黒の桜を撮りに行ってきました。川沿いに咲き誇る桜は見…