シネマファンのかたには申し訳ないのですが、私の人生において映画はあまり重要ではありませんでした。だから、劇場にこだわりもありませんでした。
だけど、「マジLOVEキングダム」ではいろいろな劇場にお世話になりました。はじめての劇場もいくつかあります。
わかったのは、それぞれの劇場には個性があること。もちろん中には良いことばかりではなく、イマイチな点もあります。
本記事では音楽の王国「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEキングダム」で渡り歩いた劇場の感想をまとめてみました。
T・ジョイPRINCE品川
T・ジョイPRINCE品川は、品川駅から徒歩2分とアクセスの良さは抜群!しかも品川プリンスホテル内にある映画館とあってキレイです。フードコートや水族館もあるので1日かけて遊ぶことも。
IMAX以外は、スクリーン・音響ともに普通。
シアター数は11ありますが、1シアターあたりの収容人数は最大300名と小さめです。
そのせいでしょうか。オンライン予約システムKINEZOは弱かった!
平常時は問題ないのかもしれませんが、マジLOVEキングダムのチケットは発売と同時にアクセスが集中してエラー頻発。ずっとビジー状態で、やっと繋がったと思いきや完売といったことも多々ありました。

当時はかなりイライラしました(笑)
今は改修されているといいなぁ・・・
とはいえ、アクセスは良いし、売店のドリンクにワインもあるし、一番通いつめた劇場ではあります。
ちなみに、シアター10は通常の映画料金なのに足元広々のゆったりシートで気に入ってます。
- 会社帰りに寄りやすい品川駅チカのホテル内シアター
- アルコールメニューが豊富(クラフトビール、ハイボール、ワイン)
- フードコートで小腹も満たせる
丸の内ピカデリー(シアター1)
丸の内ピカデリーは有楽町駅から徒歩1分と、こちらもアクセス良好。ショッピングにもべんりな好立地です。
シアター1は、座席数なんと802席の巨大シアター。T・ジョイPRINCE品川からの丸の内ピカデリーだったのでその大きさに驚かされました。
ところどころ年季を感じる部分はあったけれど、シートもさほど悪くないし、巨大なだけにスクリーンや音の大きさもなかなかでした。後方に座っても、見やすかったです。(むしろ前方だと見ずらいのかも)
あと、丸の内ピカデリーのオンライン予約システムはアクセスが集中しても、システム内で順番待ちができたのがよかったです。(オリンピックの予約システムみたいなやつ)
品川でさんざんイラついていた後だったので余計ですね。
- ショッピングにもべんりな有楽町駅チカの巨大シアター
- 大きなスクリーンで迫力のある映像が楽しめる
ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場(スクリーン1/爆音映画祭)


ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場は、お台場のフジテレビ前、アクアシティお台場にある映画館。アクセスの良さはイマイチですが、品川からバスで行くと比較的ラクチンです。
612人が収容できる広さのわりに、スクリーンが小さいように感じました。後方だと特に。
音響は「爆音映画祭」だったので、平常時とは違うということで控えます。
で、この「爆音映画祭」について。実際には、爆音というほど音は大きくなかったです。鼓膜の心配していたのですが、取り越し苦労でした。
けど、音質はよかったですよ。重低音がおなかに響きます。



「愛を捧げよ」と「ウルトラブラスト」は圧巻でした
ただ、作品内のファンの歓声は思ったよりも小さくて、現地感という意味では期待したほどではなかったです。
そうそう、アクアシティお台場には「東京ラーメン国技館」なるものがあります。映画ついでにラーメン食べてもいいですね!
イオンシネマ港北ニュータウン(ウルティラ)


センター北駅すぐのイオンシネマ港北ニュータウン。都心からだとやや遠いのが難点ですが、イオンシネマが誇る「ウルティラ」があります。
ウルティラはとにかくスクリーンが大きいし、音響もド迫力。現地感では他の映画館に抜きんでていると思います。


そして、こちらのイオンシネマ港北ニュータウン。
シアタス調布から「聖地」と崇められる劇場になりました。それほどに、ホスピタリティがすばらしかった。
補足すると、プリンセス、エンジェルというのはうたプリファンのことです。(応援しているアイドルグループによって呼称が違います)つまり、ほかのイオンシネマの拠点に対して、マジLOVEキングダムにきたお客さんをちゃんともてなすんだよ、って言ってくれてるわけです。
港北ニュータウンではすでにマジLOVEキングダムの上映は終了していますが、アイドルの誕生日など、ときどき復活上映してくれるというのもホスピタリティのひとつ。
終わりだけど、終わりじゃない・・・そう希望が持てるんです。
なによりイオンシネマ港北ニュータウンではじまった熱が、ほかのイオンシネマに広がっていったというのは見逃せません。海老名、海浜幕張、調布とウルティラ上映のバトンは引き継がれています。
もちろん、人が集まるからという商業的な理由もあるでしょう。実際、上映すればほぼ満席になりますからね。人が集まれば、ドリンクやフードだって売れます。
それでも、劇場間のバトン渡しをはじめ、ときに延長に応えてくれたり、Twitterでおもしろコミュニケーションがあったりして、うまく表現できないんだけど、すごくあたたかさを感じるのです。
その礎を築いてくれたのは、港北ニュータウンであることは間違いないと思います。



と、最後はとても熱がこもってしまいました・・・
- 大スクリーン&立体音響のウルティラで極上映画体験
- 聖地とまで呼ばれたホスピタリティ
- 500円で利用できるワンランク上のゴールドクラス
- 【おまけ】センター北駅には大型100円ショップが3件もある


「王国を渡り歩いた!個性いろいろシアター感想」まとめ
どこの映画館も個性があっておもしろかったです。
ですが今回は「イオンシネマ港北ニュータウン」に恋してしまったかもしれません。