手ブレ防止にも!知っておきたい「シャッタースピード」と設定方法

露出補正

シャッタースピードは光のコントロールだけでなく、「動き」の表現に欠かせない設定です。

今回は、シャッタースピードの設定から手ブレとの関係についてまでお話します。

シャッタースピードとは

撮影時は、カメラ内部のシャッターが開閉します。

シャッターが開いている、つまり光が映像素子に当たる時間を決めるのが「シャッタースピード」です。

シャッタースピードが速ければ光の当たる時間が短くなるので、光の量は少なくなります。逆に遅ければ光の量が増えるというわけ。

そのため、暗いところではシャッタースピードを遅くしたりしますが、じつはシャッタースピードは「動き」を効果的に表現するのが得意なんです。

みなさんも流れる水が白糸のようになめらかに映っている写真を目にしたことがあるのではないでしょうか?

Taka-Youさんのお写真なのですが、うつくしいですね。

実際の設定値はわかりませんが、このような写真は超低速シャッター(十分の1秒以下)を使うことによって表現できます。

逆に、数百分の1秒以上の高速シャッターであれば、動きを止め、一瞬を切り取ったような写真が撮れますよ。

Sony SEL50F18|50mm|F2.5|1/250sec

シャッタースピード優先モード

シャッタースピードをかんたんにコントロールするなら、「シャッタースピード優先モード」がおすすめです。

撮影者がシャッタースピードを設定すれば、あとは適正露出になるようにカメラが最適な絞りを自動設定してくれます。

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適正露出については⇒露出と露出補正

撮影モード

設定はかんたんで、モードダイヤルを「S」または「Tv」に合わせるだけ。

あとは液晶パネルにシャッタースピードが表示されるので、ダイヤルを回して設定しましょう。

ダイヤルを回してみると、1″のように「”」が付いている数字があります。
これは「1秒」という意味です。通常、低速シャッターは30分の1秒以下といわれていることから、1秒を超えるシャッタースピードはとても遅いといえます。

シャッタースピードと写真の敵「手ブレ」の関係

シャッタースピードはもちろん手ブレにも関係します。スピードが遅いと、どうしても手ブレしやすくなるのです。

どの程度のスピードがあれば手ブレしないのかというと、専門家の中でも意見はいろいろあるようです。これまでに私が聞いたことがあるのは次のとおり。

  1. 1/60秒
  2. 1/125秒
  3. 1/撮影レンズの焦点距離(APS-Cの場合は1.5~1.6倍)

3は、科学的な根拠はなさそうですが、参考にはなります。(あくまで目安ですので、縛られる必要はありません。)

たとえば、下の写真は19ミリのレンズを使ったので、28.5~30.4分の1秒あれば、ブレない計算になります。

SIGMA 19mm F2.8 DN|19mm|F7.1|1/30sec

ぎりぎり1/30秒の場合、拡大してみたらブレが気になりました。

SIGMA 19mm F2.8 DN|19mm|F7.1|1/40sec

少し余裕を持たせた1/40秒だと、拡大しても、目立つブレはありません。

ちなみに手ブレ防止には構え方も重要です。カメラを構える時はわきを締めて、両手でしっかり構えましょう。

低速シャッターで撮影するのであれば、三脚やレリーズを検討してくださいね。

おわりに

シャッタースピード優先モードを覚えておくと、水族館や運動会で活躍してくれます。

かんたんなのでぜひ試してみてください♪

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