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オートフォーカス(AF)のモードを知ってピントに強くなる!

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オートフォーカスについて

以前、水族館でピント合わせに苦労したことがあります。

すみだ水族館

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このときは「魚が動くから」なんてしょうもない言い訳をしておりますが、今さらながら、フォーカスモードの設定が適切でなかったのでは…?と思い始めました。

今回はお勉強を兼ねて、フォーカスモードの種類や、それぞれの特性(得意・不得意)についてご紹介します!

ゆっちぃ
ゆっちぃ

フォーカスモードには自動(AF)と手動(MF)があるけど、今回は「自動(AF)」について説明するよ!

目次

オートフォーカスのモードは変えられる

フォーカスモードは、ピント合わせの方法のことです。

ピント合わせと聞くと難しいイメージがあるかもしれませんが、オートフォーカス(AF)であれば、カメラが自動でピントを合わせてくれます。

ただ、このオートフォーカス(以下AF)、自動とは言ってもおもに2つのモードがあり、撮影シーンや被写体によって設定を変えることができるのです。

Sony α5100の場合、「メニュー」→「撮影設定」→「3」のフォーカスモードから設定できます。他の機種は、マニュアルなどでご確認ください。

撮影シーンによってAFを使い分けることができれば、ピント合わせがもう少しラクになるはず…ということで、早速2つのAFモードを見ていきましょう!

AFモード①:AF-S(シングルAF)でピントを固定

まず、ひとつめは「AF-S(シングルAF)」

AF-Sは、シャッターボタンを半押しして一度ピントを合わせると、半押ししている間中、ピントを固定し続けるモードです。

たとえば、下の写真を見てください。

オートフォーカスについて

シャッターボタンを半押しして、ネコの顔にピントを合わせています。

これを半押ししたまま、カメラをウサギのほうへ動かしてみると…

オートフォーカスについて

ピントはネコに合ったまま変わりません。

これは、ピントが固定されているからです。もし、ピントがウサギに動いたのであれば、ネコがぼけてしまいます。

ピントを固定したまま、自由に構図を動かせるAF-Sは、静止した被写体にぴったりのモードです。

被写体の通り道にピントを固定しておき、ピントの位置に被写体がきたらシャッターを切る「置きピン」という撮影方法があります。置きピンで撮影するときは、このAF-Sに設定します。

AFモード②:AF-C(コンティニュアスAF)で動く被写体を捉える

そしてふたつめが、「AF-C(コンティニュアスAF)」です。

AF-Cは、シャッターボタンを半押ししている間中、ピントを合わせ続けるモードとなります。

先ほどのAF-Sとは真逆ですね。

もう一度、先ほどの写真を見てみましょう。

オートフォーカスについて

シャッターボタンを半押しして、ネコの顔にピントを合わせています。

そして今度はフォーカスモードを「AF-C」にして、カメラを動かしてみます。

オートフォーカスについて

ピントがネコからウサギに変わりました!

カメラを動かしたことで、ウサギをメインの被写体としてカメラが認識して、ピントを合わせたのです。

このようにAF-Cでは、シャッターを半押ししている間はずっとピントを合わせ続けてくれます。

AF-Sが静止した被写体向きだったのに対し、AF-Cはペットなど動いている被写体向きです。

AFモード③:AF-A(AF制御自動切り換え)でカメラにおまかせ!

AFのおもなモードのおさらいです。

  • AF-S(シングルAF):ピントを固定。静止した被写体向け
  • AF-C(コンティニュアスAF):ピントを合わせ続ける。動いている被写体向け

じつは、AFにはもうひとつ「AF-A(AF制御自動切り換え)」があります。

これは、被写体が止まっているか動いているかをカメラが判別し、自動でAF-SとAF-Cを切り替えるというものです。

いろんな被写体を撮りたい時に便利なモードですね。

ただ、ピントを固定したかったのに動いちゃった…なんてこともありますので、そのときは手動で切り替えましょう。

おわりに

本当は水族館でリベンジ&実践したかったのですが、あまり出歩けないので、今回は被写体ではなくカメラを動かして検証してみました。

冒頭でお話した水族館では、設定がAF-Sになっていたかもしれません。。

ピントで苦労しているのであれば、ぜひAFモードをチェックしてみてくださいね!

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