「河口湖オルゴールの森美術館(現:河口湖音楽と森の美術館)」に行ってきました。
高齢・・・って言うと怒られそうな父と母を連れての旅行でしたが、ふたりとも満足できたそうです。
なんといっても、「音楽」「富士山」「ヨーロッパ」を同時にたのしめる場所なんて他にはそうそうありません。
なんでその取り合わせなんだ!という突っ込みはスルーします(笑)
河口湖オルゴールの森美術館とは
河口湖オルゴールの森美術館(以下、オルゴールの森)は、川口湖畔にたたずむエンターテインメント美術館です。
オルゴールの森には世界的に貴重なオルゴールや自動演奏楽器が展示されていますが、展示物を見て「ハイ終わり!」ではありません。
自動演奏楽器によるコンサートや、オートマタによる実演、サンドアートライブなど、とことん音楽をたのしめるイベントが目白押し。それこそがエンターテインメント美術館たるゆえんです。
「見て回る」だけじゃモッタイナイ
オルゴールの森の回り方
オルゴールの森では、『急ぎ足なら90分、じっくり回れば一日中楽しめる音楽のテーマパーク』をうたっています。
実際、うまく回れば90分でもいけなくはないですが、気をつけたいのはイベントの上演スケジュールです。
だいたい1時間おきくらいの上演なので、「観たい演目に間に合わなかった!」なんてことがないよう注意してください。
イベントの上演スケジュールは当日パンフと一緒にもらえますが、オルゴールの森公式ウェブサイトでも公開されているので、事前にチェックしておくのがおすすめです。
オルゴールの森の見どころ
公式で必見と言われている2大ショー「サンドアートライブ」と「自動演奏楽器とオペラ歌手によるコラボレーションコンサート」は是非見ておきたいところです。
サンドアートライブ
サンドアートライブは、贅沢にもバックミュージックが生演奏でした。
ヴァイオリンとピアノの美しい調べに思わずうっとり。
絵としてのサンドアートのクオリティもすごいのに、音楽に合わせて変化し続けてストーリーが展開されていくさまは圧巻です!
自動演奏楽器とオペラ歌手によるコラボレーションコンサート
自動演奏楽器とオペラ歌手によるコラボレーションコンサートでは、ずらりと並んだ自動演奏楽器の演奏とオペラ歌手による歌を楽しめます。
古さを感じさせない自動演奏楽器の演奏も、オペラ歌手の歌唱もすばらしく、大満足のステージでした。
なんとも贅沢な時間を堪能・・・
ちなみに、自動ヴァイオリンは開発に200年以上かかったそうです。(わたしも200年練習すればさすがに上達するのかな・・・?)
富士山
オルゴールの森からは、とてもきれいに富士山が拝めます。
ただ、晴天でも、気を抜くとすぐに雲で隠れてしまいます。
後悔しないためにも、富士山がお顔を見せてくれたら、その場でシャッターを切っておくのがおススメです。
ヨーロッパの街並みを散策
館内はヨーロッパ風の街並みになっています。広くはありませんが、歩くと気持ちが良いです。
そして、ちらほら見かけるドレス姿の方々。異国情緒というか、タイムトリップしたような不思議な光景です。
ドレス姿でおさんぽしてみるのも、おつですね。
カリヨン広場では、カラクリ人形の指揮による噴水ショーが見れます。毎時00分(10時~17時)からです。結構派手に噴水が上がります。
また、今回は時間がなくて回れなかったのですが、オルゴールの森はガーデンも充実しているそうです。
ローズガーデンをはじめ、四季折々のお花をたのしめるとのことなので、是非見てみてください。
オルゴールの森でランチ
おなかが空いたら、館内の「森のレストラン」でランチをいただけます。
決してコスパは良くないのですが、ランチコンサートも聴けたし、富士山を目の前に食事できたので大満足でした。
逆に何もないとコスパの悪さが目に付くと思うので、行くなら是非ランチコンサート狙ってみてください!
おわりに
オルゴールの森は音楽にあふれた、とてもたのしい施設でした。
ランチタイム含め3時間くらいの滞在でしたが、もっと遊びたかったなあというのが本音です。
たとえば、おとぎの国のミュージアムショップではさまざまなオルゴールが販売されているので、とっておきのひとつを選びたかったなあ、とか。
次行くときは、もう少し時間をとって楽しみたいです。